タスクのサイズ指定の使い方

タスクのサイズ指定とは

pitboardでは、タスクに「想定所要日数」を指定することで、チームの作業量を把握し、適切なタスク配分を実現します。

一般的なタスク管理ツールでは着手日や完了予定日を設定しますが、pitboardではあえて日付は設定せず、タスクの優先順位と想定日数だけで管理します。これにより、計画変更が頻繁に発生する継続的改善フェーズでも、柔軟にタスク管理を続けることができます。

タスクを作成後、カード右下のカレンダーアイコンをクリックすると、サイズを選択できます。

タスクカードからサイズを設定

タスクの詳細画面からも設定できます。

タスク詳細画面からサイズを設定

アサインボードでは、各担当者にアサインされているタスクのサイズ合計が表示されます。これにより以下のことが可能になります。

担当者ごとのサイズ合計表示

サイズが未選択のタスクは、赤く表示されます。同じく、担当者ごとのサイズ合計を表示する部分も赤色になります。

サイズ未選択タスクの赤色表示

大まかな予想であってもサイズを指定することをおすすめします。サイズが未選択よりも、予想値であっても指定するほうが、マネジメントに有効です。

アサインしたタスク全てにサイズが指定されていると、合計サイズの部分が青く表示されます。

できません。あえて期日を設定できないようにしています。

タスクによっては期日を厳守したいものもあると思います。その場合は、例えばタスクのタイトルに「【5/10まで】○○の登録作業」のように日付をメモとして示すことをおすすめします。

もしも期日が重要なタスクが多くある場合、pitboardはマッチしていないかもしれません。その場合は、プロジェクト型のガントチャートが提供された管理ツールのほうがよいかもしれません。

できません。タスクサイズが大きすぎると管理が困難になると考え、あえて5日を最大値としています。

もしも5日以上を要するタスクの場合、複数のタスクに分割してください。詳細はブログ最大5日という制約の意図も参照ください。

できません。しかし、これは導入を検討しています。

スクラム開発では、日数ではなくストーリーポイントとすることが重要です。さらに、アサインする担当によってサイズが変わることも認めていません。この考え方は開発者自身も気に入っています。

しかし、担当者にとってのわかりやすさは、その担当者のスキルも考慮した「所要日数」で表現するほうがわかりやすいかと考え、日数での設定としました。これは今後の利用者の意見も踏まえて、機能への導入を判断していきたいと思います。